パークゴルフについて
パークゴルフは、1980年代はじめに北海道幕別町で誕生しました。
本場の北海道ではほとんどの市町村にコースがあります。
その後本州、九州にも普及し、現在パークゴルフ人口は100万人を超えるといわれています。
直径6センチのプラスチック製のボールを1本のクラブを使ってプレイします。
ルールはゴルフに準じたやさしいもので18ホールで打数の少なさを競います。
1ホールの距離は100m以内で、年齢や男女差などによるハンディキャップを
最小限にとどめる距離となっています。
そのため、女性やお子様、高齢者も一緒に楽しく楽しめるスポーツとなっています。
コースについて
それぞれのコースは、年齢・性別・経験に関係なく誰もが楽しめる工夫がいっぱい。
自然の地形と景観を生かしながら、ゲームが単調にならないようホールごとにアクセントをつけ、パークゴルフの楽しさを満喫できるコース設計になっています。
ハートコース
ホール | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 45 | 47 | 34 | 30 | 90 | 25 | 70 | 52 | 78 | 471 |
PAR | 3 | 4 | 3 | 3 | 5 | 3 | 4 | 4 | 4 | 33 |
ダイヤコース
ホール | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 54 | 42 | 83 | 42 | 59 | 43 | 54 | 67 | 56 | 500 |
PAR | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 3 | 3 | 4 | 4 | 33 |
パークゴルフのルール
- 1.服装
- スポーティな服装で底は平らな運動靴を利用しましょう。
芝生を痛めてしまうため、ハイヒールやかかとのある靴でのプレーはできません。
- 2.打順
- 一組4名までがスムーズにプレー出来る人数です。
ティショットをする順は、最初のホールのみジャンケン等で決めます。
次のホールからは前のホールで成績の良かった順にティショットします
第2打以降ではホールに対して遠い順から打ちます。
- 3.OB・アンプレアブルの処置 s
- OBとはアウトオブバーンズの略です。プレーの許可されていない区域で、必ず白杭で表示されています。
アンプレアブルとは、樹木・支柱・ネットなど動かせない障害物でボールを打てない状況にあることを言います。
OBもアンプレアブルも共に2打罰を加算して2クラブ以内にホールに近寄らずプレース(地上に置き)プレーします。
- 4.OBの判定
- OBの判定はボールの停止した場所で判断します。
OBラインでもOBゾーンでも一旦入って、もう一度コースに戻って停止した時はセーフになります。
OBかセーフか判定しずらい場合は同伴者の判定を求めます。
- 5.ティショットを打つ時期
- 原則的に前の組がホールアウト(終了してホールから移動)してから打ちましょう。
ただし、ドッグレッグ(右か左に折れ曲がっている)のホールで1打目がグリーンの周りに届かない場合においては、前の組が全員グリーンオンしたことを確かめて打っても良いです。
- 6.障害物の除去
- 障害物で罰なく動かせるものは小石、木の葉、枯れ枝、動物の糞、
堆積物と人口の物件(OB杭・ネットを除く)です。
- 7.ボールの紛失・誤球の処理
-
(1)ボールの紛失・・・深い草むらなどに入りボールを紛失したときは、入ったと思われる地点から罰2を加算してかわりのボールでプレイします。
(2)誤って他人のボールを打ってしまった場合は、罰2を加算して改めて自分のボールを打ち直し、間違えられたボールはあったと思われる箇所に戻します。
(3)ボールの破損…ショットをしたときは、罰無く予備のボールに打ち直しをする事が出来ます。
(4)同伴者のボールに自分のボールが当たった時当てたボールはそのまま。当てられたボールはもとの位置の戻します。
- 8.スコアの記入
- 1ホール毎に全員のスコアを確認します
(1)打数の間違いを防止するため、打数を言いながらプレーする習慣をつけましょう。
(2)打数の申告…少なく間違ったときは競技は失格になります。多く記入したときはそのまま有効です。